
作り方は、餃子に似ていて、お味はべつもの。みじん切りの玉葱、牛ミンチ、ミントなどの香草を混ぜた具を、小麦粉を捏ねた皮に包んで茹で、熱々のそれに、溶かしバター(地域によってはトマトソースで煮込まれたりもする)と、最後にニンニクが効いたヨーグルトをかけて食される。
残ったソースをパンにつけてたべてもおいしい。
ひとつひとつのサイズは中国の水餃子とイタリアンのラビオリの中間ほどで、イチから手作りの場合、女性の細かな手作業ということになる。
日本人にとって「ヨーグルト」は、砂糖やフルーツなど加えられ、所謂デザート的な位置を占めているが、トルコで「ヨーグルト」は主に「料理のソース」として使用される。
それだから、スーパーに置かれる市販ヨーグルトのサイズは実にたのもしい。
日本ではごく一般的な500gの容器ではあまりに頼りない。
食感はもちもちしていて、日本人女性に好んで食べられるといわれているのもうなずける。この”マントゥ”という名前は、シルクロードの遥か彼方、中国の「マントウ(饅頭)」が由来だとか。
ちなみにこのマントゥ、
スーパーで市販(乾燥したもの。沸騰した湯にえいっ放り込んでしばし茹でるだけ)500g入り入手至極容易。
手作りの方が美味しいに決まっているが、わりと気軽に現地の味を再現できる、
トルコツゥな方のお土産に、面白い(かもしれない)と思うのです。
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