2008年11月11日火曜日

トルコのチーズ: トルコの市場歩き

トルコのチーズ

大きなチーズの固まりが並ぶチーズ屋


トルコの市場を歩くと、意外にも多いチーズ種の存在に驚くと思う。生産地域によって使用原料、生産方法によって様々で、実に120種類以上存在するのだそう。元は遊牧生活をしていたトルコ人なのだからうなずける。

トルコの食卓に欠かせないチーズ。最もポピュラーなチーズはベヤズ・ペイニル(Beyaz Peynir)。「Beyaz」とは「白」という意味で、言うまでもなく見た目が白い。ホテルやペンションの朝食では、このベヤズ・ペイニルが、三角形にスライスされ、トマトやきゅうりと供に彩りよくお皿に並べられる。
その他、サラダや、Pide(トルコのピザ)、börek(パイ)にもよく使用される。

ふつう、羊のミルクから作られるが、ヤギのミルクで作られるタイプもある。
ふわふわ柔いソフトチーズで、小さな気泡があいており、“ぼこぼこ”した感じがいかにも美味しそう。脂肪分はあまり高くなく、あっさりとしている。塩気が強いので、エキメッキ(トルコのパン)とチャイ(紅茶)で一緒にいただくと、ちょうどよく美味しい。さらに、「チーズ&エキメッキ」の上にハニーをとろりかけてもまた美味しく、こんな具合に山盛りのエキメッキは、無意識的にあなたの胃の中へ消えて行く。

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